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内積と図形

内積は「2つのベクトルがどれだけ同方向を向いているか」を測る量


この単元で学ぶこと


内積の考え方

内積の動機は「2つのベクトルがどれだけ同じ方向を向いているか」を数値で表したいという要求です。\( \vec{a} \) を \( \vec{b} \) の方向に射影すると長さ \( \vec{a} \cos\theta \) の成分が得られます。これに \( \vec{b} \) をかけた量が内積です。

\( \theta = 90° \) のとき \( \cos 90° = 0 \) なので、垂直なベクトルどうしの内積は 0 になります。これは定義から必然的に出る結論であり、「覚える公式」ではありません。

内積の成分公式 \( a_1 b_1 + a_2 b_2 \) は余弦定理を適用することで導けます。この導出を理解すると、なぜ成分の積和が角度情報を含むかが分かります。


解説記事

内積の意味 — なぜ cos θ が出てくるか

「どれだけ同方向を向いているか」という動機から \( \vec{a} \cdot \vec{b} = \vec{a}   \vec{b} \cos\theta \) を定義します。\( \vec{a} \) の \( \vec{b} \) 方向への射影が \( \vec{a} \cos\theta \) になる理由を図で確認します。

垂直条件 — a·b = 0 になる理由

\( \cos 90° = 0 \) から \( \vec{a} \perp \vec{b} \Leftrightarrow \vec{a} \cdot \vec{b} = 0 \) が必然的に導かれることを示します。成分公式 \( a_1 b_1 + a_2 b_2 \) の導出(余弦定理を使う)を確認します。


なす角と長さの計算 — 内積の使い方

\( \cos\theta = \frac{\vec{a}\cdot\vec{b}}{ \vec{a}   \vec{b} } \) でなす角を計算する手順と、\( \vec{a}+\vec{b} ^2 \) の展開(余弦定理との対比)を確認します。

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